世界のお金と奴隷達

数ヶ月前にダディーが世界のお金の流れについて教えてくれました。

個々の国々の経済活動ではなく、世界全体でみた時に、

どこからお金が発生し、どの様に流れて私達の元へ来ているか、というかなりマクロな視点のものです。


これ以外にも、様々な情報について一般的にはわからない事を、彼なりの視点で分析しています。

これらの彼なりの分析を、できれば一般の人たちに広めて欲しいと彼は考えています。

彼と私の会話は英語です。

相当難しい内容のものを英語で聞いて理解するのも大変なのですが、

それを日本語に翻訳するのは、私としても骨が折れる作業で、

また翻訳中に誤訳したり、私の理解が至らず彼の話す内容を全て伝える事は出来ないかもしれません。


でも、IQ150の彼がどの様に世の中を分析し、問題提起をしているのか

一見の価値はあるかと思います。

徐々にこちらのブログでも時間が許す限り掲載していきたいと思います。


まずは世の中のお金について。

数ヶ月前に聞いた内容で、

図解してもらいようやく理解ができました。

とはいえ、徐々に忘れていってしまっているので、覚えている範囲で走り書きをします。

もう一度しっかり聞いて、いずれ再掲載したいと思います。


まず、アメリカドルは世界の基軸通貨です。

これはどういう事かというと、アメリカはいくらでも紙幣を発行し、世界へばらまく事ができます。

アメリカの金庫にお金が無くなっても、また新しく紙幣を擦り続ければ良いのです。

アメリカのフェデラルバンク(日本でいう日本銀行の様なもの。)はそうやって、際限なくお金を世界に貸し出す事ができます。

普通の国は出来ません。基軸通貨であるドルのみができる事です。

理由等は長くなるので割愛させて下さい。


そしてこれらの銀行が刷るお金には、実際の価値はないのです。

ただの紙切れです。金や食べ物といった実質の価値はありません。

しかしながら、アメリカは無価値のお金を擦り続け、

他の国々と価値のある物と交換する事が出来ます。


さて、話は日本へ移り、日本銀行は何をしているのかというと、

基本的には彼らも日本国民に対して同じ様な事をしています。

実際には無価値の紙幣を、各地の銀行へ貸し出し、その利子で利益を得ます。

各地の銀行は人々にお金を貸し出し、日本銀行へ支払わないといけない利子に更に上乗せした分から、

利益を得ます。

銀行はただの紙切れである紙幣に、利子をつける事で、実際には存在しない価値を生み出します。

では、実際に存在しない価値の穴埋めをしているのは誰でしょうか?


それは私達、国民です。

私達が働き労働し、銀行へ利子を払い続ける事で、お金に価値が生まれるのです。


では一体、これら日本銀行やアメリカのフェデラルバンクの持ち主は誰でしょうか?

どちらも、政府ではありません。

政府ではない、非公開の人々が出資者となっています。

そしてこれらの人達は、アメリカ人や日本人でなくても良いのです。


これらの中央銀行を支配している何者らかによって、

私たちは価値のない紙切れのために日々労働させられているのです。


これはアメリカ人も同様です。

フェデラルバンクという、政府以外の非公開の人々が所有する銀行が発行する、

価値のない紙幣の利子を払うために、

資本主義という消費社会に生きる私達は、

必要のないものに欲を植え付けられ、働き続ける奴隷となっているのです。


これらの非公開の人達は一体誰なのか?

ダディーに聞いたけども、「分からない」

と言いました。

恐らくまだ確証が無いのでしょう。

推測は出来るけども、証拠が無いのです。


日本人は勤勉であると、私はいつも誇らしげにダディーに話していました。

日本は安全で、平和で、仕事をして働き続けていれば、

ある一定の幸せが保証されている国だと。


ダディーは、昔の奴隷たちの思考と変わらないね。と言いました。

働きさえしていれば、とりあえず食べていける、住む所が与えられる。


逆にいえば、働く事を止める事が出来ない。。。


際限なく欲望を刺激され続け、モノは溢れかえっているのにも関わらず、

いつまでも幸せになれない人ばかりなのは、

私達がいつの間にか奴隷化しているからなのか。。。?


それでも、食うにも困る人達がいる国々よりは、日本は恵まれている。。。


あれ、でもどうして、世界には食うに困るような国があるのか。。。?

本来地球上には、全ての人間を賄えるだけの資源があるはずなのに。。。



本来価値のない紙幣によって、そして現在は恐らく単なるコンピューター上の数字によって、

私達は人生を支配されています。


このまま何となく生きていくという選択肢も悪くはないかもしれません。

ある程度の生活は今の所保証されているのですから。

でも、こにまま無価値な紙幣に、実質的な価値のある資源や土地、文化が

奪われないようにしなければいけない、と感じました。