外国人が思い描く日本
小池百合子さんが世間の予想を大きく裏切りつつ東京都知事となり、
日本の様子が私の希望していた方向へ徐々にではありますがシフトしていると感じ、
しばらくブログを非公開にしていました。
ヒッソリとやっているこのブログですが、導火線のような役割を少しでも果たせれば良いかなと思っています。
気付き⇨考察⇨変化
この気付きの部分の役割を勝手ながら、そして自己満足では有りますが引き受けていたわけですが、
現在はどうやら「変化」に差し掛かっているようです。
ですので私の役目ももう終わりかと感じていた矢先です。
今後もボチボチ何か書くことはあるかもしれませんが、
気付きを起こすまでの労力を割く必要は、私の世代にはもう必要無さそうです。
最後に一つ。
毎日のように色々な国の成功者たちと実際に接する機会を持つ現在、
彼らから日本人である私が頻繁に指摘される事があります。
そしてこれは何故女である私が指摘されるに至るのか、非常に腹立たしい事でもあるのです。
この内容は正に私が以前より日本人の改善すべき点であると、気付きの役割を勝手に担って
こちらのブログでも散々書いてきた内容でもあるのに、
そんな私が日本人の代表として、いわば非難を受けるわけです。
勘弁してくださいよ、と思うのですが
プロフェッショナルな世界で感情的になるわけにいかず、かつ日本人として擁護する事も、もしくは外国人と一緒になって本当に日本は最低だとこき下ろす事も出来ない難しい立場に立たされるわけです。
それは日本人という看板を背負っている上で、自分自身の品位を落としかねない行動になり得ます。
外国人が日本という国を思い浮かべて、優先的に思い出される内容の一つである事には間違いありません。
でなければ、ここまで多くの外国人に指摘される事は無いでしょう。
それは、日本の性的価値観に対する指摘です。
世界に蔓延する日本発のAV、10代少女に対する卑猥な目線とそれを描画したアニメ、女性の好意と笑顔を金で買う風俗の存在。
これら3つの内容を、何故か女である私が外国人に非難をされた事はもう数え切れないほどです。
国籍は問いませんよ。
中国、アメリカ、ドイツ、インド、オーストラリア、ベネズエラ、メキシコ、などなど、男女含むあらゆる国の人々からです。
非難とは言いますが、多くのケースの場合同情を伴った風に、話されるのです。
日本人女性である私が可哀想だという風に。
もしくは、若い世代の日本人女性は、これらの現状をどう思っているのか?
何故日本の政府は改善しようとしないのか?
と。
日本は、多くの日本人が思っているようには海外に評価されていません。
どの国でも言える事では有りますが、良い面もあれば悪い面もあり、
日本の悪い面として海外の人々が抱く印象のトップに、日本人男性の女性に対する性的搾取が
目に余る行為として映っているのです。
日本人女性だけがアレルギー反応を起こして騒いでいるわけでは有りません。
普通の価値観を持った人であれば、この異常さに声を上げずには居られない。
そこは日本人女性は自信を持って良いところでしょう。
昨今ようやくAVに騙されて出演させられた女性達が、
声を上げる事が出来るようになりました。
大きな前進です。
東京都知事に女性が選ばれました。
世界を代表する都市である東京のトップに女性が立ったという事は本当に素晴らしい事です。
それでもなお、一般人である私の様な日本人女性が何故か外国人の非難の矢面に立たされ、
日本人男性の尻拭いをさせられる現状。
早く男女双方にとって素晴らしい日本になり、私たちの子供世代がその恩恵を受けられるようになる事を願って止みません。